なんやらかんやら

うどん食いたい

書評とか論評とか。4冊目

お久しぶりです。jfjunです。

前に更新した以来、結構洒落にならんぐらいには忙しかったので、文献自体は読むことをやったいたのですが、いかんせん文に起こす時間がなかってズルズルと一ヶ月ぐらい経過しました。やらんとヤバいのはわかってたので、できる限り頑張ります。

 

今日は長々書いてもあれだし、軽めに書評します。

 

国会議員の仕事―職業としての政治 (中公新書)

国会議員の仕事―職業としての政治 (中公新書)

 

こちらの書評です。

 

著者は自民党議員の林芳正と民主党議員の津村啓介の2人で、「国会議員になるまでの経緯」「国会議員になってから小泉政権が終わるまで」「小泉政権後から政権交代まで」「政権交代後」の4つの時期について両者が自分の体験談を執筆しているスタイルで、最後に対談があるという形です。

本書のテーマは「職業としての政治」であり、普段我々が詳しく知ることが難しい国会議員はどんな仕事をしているのか?読者に詳しく知ってもらうというテーマである。

 

林芳正は父が大蔵大臣を務めたことがある林義郎であった「政治家の家系」であり、一方津村啓介は普通のサラリーマンの家庭であり、両者が国会議員になる過程というのは比較してみると非常に面白い。特に津村啓介民主党の公募制度で公認を得るというのはのちに対談で触れられるが、政党のリクルートメント機能を考える際に参考になる。

本書で両者一致しているのは、官僚とどう接していくかということに悩んでいるという点である。これに関しては民主党の「政治主導」や橋本内閣から続いてきた行政改革と関わってくるし、現場で実際に経験した話というのは非常に貴重である。

 

とまぁ色々あるが、久々の書評で疲れてるし、集中力持たねぇし、鳥人間コンテスト見たいわってことで省略させてもらう。

政治学を研究する上で国会議員にインタビューをするというのはなかなか難しい。だからこそ国会議員サイドからの情報発信というのは歓迎するべきであるし、今後も増えれば研究も進むのではないだろうか。特に小泉さんには色々語って欲しいなぁ。小泉政権というのは現代日本の政治にとって無視できない存在だし

 

ということで今回の書評はなかなかひどい文章だが、こんな感じで終わらせてもらう。

P.S

やっぱ国語力付けたいわ。努力します。